みなさん、こんにちは。
この連載では、鉄道が好きなアラフィフの僕が、みなさんに鉄道の旅の楽しさや知恵など、鉄道全般に関する記事をお届けしています。
【デジタルの時代でも時刻表は売れている】
2022年2月に発売された最新のJTB時刻表
ちょっとお出かけするとき、列車の時刻を調べるなら、スマホで簡単にできます。
今はもうそれが当たり前の時代です。
しかし、ちょっと離れたところや旅行に行く際はどうでしょう? もちろんスマホでも調べられますが、こういう時はやはり、雑誌形式の「時刻表」をおすすめします。
その理由の1つは、俯瞰的に時刻が見れること。
路線図もあるので、目的地までのルートが追いやすいことです。
また時刻表を見ていると、旅に出たくなる誘惑も……。
【今でも月5万部売れている時刻表】
巻頭には全国の路線図が掲載されている。よく見ると観光地も
時刻表には、列車の時刻だけでなく、全てではないですが、高速バスや各地の路線バス、フェリー、飛行機のダイヤも載っています。また、全国の路線図に観光地が書き込まれているなど、情報がもりだくさんなのです。
特急の料金や切符のルールなども書かれています
特急列車の編成表も!
鉄道ファンの中には、毎月買っている方もいます。
「何が変わってるの?」と聞かれますが、正直大きくは変わっていません。
多少の時刻の修正や、臨時列車の運転日などが変わっている程度の場合もあります。
僕も昔は毎月買っていましたが、現在では年に1回、3月号(2月下旬発売)は必ず買っています。
3月は、例年ダイヤ改正の時期なので、この1冊は必ず買っています。
1年ぶりに買うと、同じ出版社の時刻表でもいろいろと変わっていたりするので、そんな違いを見つけるのも楽しみだったりします。
【時刻表は2つの出版社から発行】
本屋さんやネットショップで時刻表を見てみると、大きく分けて2つの会社から時刻表が毎月発行されています。
1つは「JTB時刻表」、もう1つは「JR時刻表」。
もちろん両方とも、掲載されているJRを主体とした時刻表に違いはありません。
細かいことを言えば、列車の並び方や色使いなどが異なっています。
「JTB時刻表」は月に約5万部、「JR時刻表」は月に約8万部発行されており、出版不況といわれている昨今では、驚異的な数字だと思います。
実際にこの2冊は、駅や旅行会社の現場などで使われることが多く、「JR時刻表」はJRの駅などに置かれています。
ちなみに僕は「JTB時刻表」派。
昔からこちらを使っていたので、今も「JTB時刻表」を愛用しています。
【雑誌とスマホの長所を使い分けよう】
スマホだとすぐ調べられる便利さがあり、紙媒体だとじっくりと調べられ、俯瞰的に見ることができます。
どちらにもそれぞれの良さがあるので、その時に応じて使い分けるのが時刻表の賢い使い方かもしれません。
それでは素敵なテツ旅を!