今回はみなさんご存知、岐阜県の世界遺産「白川郷」のお話です。
合掌造りの集落で、最も有名な萩町集落、意外と穴場の相倉集落、県をまたいだ菅沼集落と、複数の集落に分かれています。
白川郷は、今でこそ全国に知られる観光地ですが、2008年に高速道路のトンネルが開通するまでは、冬は雪に埋もれる、文字通りの陸の孤島でした。
そのため、雪の下では、昔の生活と文化が保存され、現在も昔の生活を追体験するかのような宿泊が楽しめるのです。
そんな白川郷の村の中心地から10分ほど外れた場所に、平瀬温泉エリアがあります。
この平瀬温泉エリアには、唯一、温泉と合掌造りが一つになった宿「白山荘」があります。
建物はむか~しのまま。茅葺きを張替えながら、今も大切に住んでいます。
柱や縄の一つ一つ、どこを見てもノスタルジックな雰囲気に浸れることでしょう。
昭和初期にタイムスリップしたかのような気持ちになれる白山荘は、温泉付きの、非常に珍しい合掌造りの民宿です。〝1カ所で2度おいしい〟。そんな白山荘に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに1日4室限定で、ネット販売などは一切行っておらず、電話での予約のみ受け付けていますよ~!