あんこう鍋は〝東のアンコウ西のフグ〟と称される、冬の高級魚。茨城県を代表する冬の味覚です。
秋口からシーズンとなり、冬の寒い時期に最盛期を迎え、春先の4月上旬ぐらいまで食せます(10月~4月)。
あんこうは頭の骨以外捨てるところがない魚で、「身・肝・皮・卵巣・エラ・ヒレ」が食用部位となっています。
身は柔らかく高たんぱくで、低カロリー。胃や卵巣、エラ、ヒレ、皮などは弾力性がある食感が特徴で、鍋などにすると、噛めば噛むほど味が出ます。肝は、血中の中性脂肪やコレステロールを下げる働きがあります。
美肌にもエイジングケアにもダイエットにも良い、スーパー食材なのです!
そんなあんこう鍋ですが、独特な臭みが苦手な人もいることは事実。私もその一人でした。
海から少し離れた、茨城県鉾田市にある旅館「民宿くるみ屋」さんは、あんこうが苦手な方でも大丈夫!!
私自身が、「アンコウってこんなに美味しかったんだ!」って思ったほどです。
▲旅館タイプのあんこう鍋コース
▲民宿タイプのあんこう鍋
くるみ屋さんは、敷地内に民宿と旅館があり、予算や旅の目的によってお部屋が選べます。
あんこうもおいしいですが、せっかく宿泊されるなら、ぜひ舟盛付きで食事を楽しんでください!
お酒もすすみますし、インスタ映えすること間違いなしです♪
クリーミィで濃厚なコクのあるスープ。たくさんの肝をスープに溶け込ませているそうです。
お腹いっぱいになっても、ついついスープまで飲み干したくなるお味。
シメの雑炊で完全ノックアウトされてしまいます(笑)パスタも合いそうなクリーミーさ!
肌寒くなってきたら、ふと思い出す味。
あんこう鍋目当ての旅は、いかがでしょうか。