夏の避暑地として人気の軽井沢。
自然がいっぱいで、おしゃれな観光スポットやレストラン、カフェ、ゴルフ場や温泉などもあり、四季を問わずついつい出かけてしまうところですね。
そんな軽井沢で、〝本当においしい海の幸〟が味わえるオーベルジュがあります。
「和食宿 菜々せ」は、一日二組限定の和のオーベルジュ。
東京で料理の修行を重ね、新宿・高田馬場で11年、地域の食通に愛された「旬の味 菜々せ」を経営していたオーナー。
〝うまい和食のために時を過ごし、うまい和食のために宿がある〟
そんなコンセプトを大切にしているオーナーのもとには、今も多くの常連さんが訪れます。
オーベルジュって、なんとなく敷居が高いイメージがありますが、菜々せは、知り合いの家にご飯を食べに来たかのようにリラックスしながら食事を楽しめます。
オーナーのこだわりは、料理に限らずあらゆるところにありますが、
やはり一番こだわっているのが「食材」。
毎日夜中に、船の上にいる漁師さんと電話でやり取りし、釣れた魚から最高のものだけを仕入れているそうです。
季節ごとに希少な最高の食材を、一番の調理方法で食べることができる贅沢。
丁寧な仕事ぶりは、料理を食べると感じることができました。
見た目は和食なので派手ではありませんが、心と体が喜ぶおいしさです。
こんなおいしい旬魚が堪能できる宿が軽井沢にあるなんて……!
オーナーの料理に対するこだわりを知れば知るほど「このおいしさをわかる人に食べてもらいたい!」
という願いが込み上げてきます。そんな想いから、オーナーにお願いをしてInstagramを始めていただきました。
「食べたくなる料理の写真をお願いします!」
お忙しい中、頑張って投稿してくださっていると聞き、Instagramを確認してみました。
あれ……?何コレ……????
引用/和食宿 奈々せ(washokujuku_nanase),https://www.instagram.com/p/CR3I-h3rXp5/.
順に、豊後水道の希少な白川シロアマダイ。網走の金目鯛。ふぐ。
ふぐについては「相変わらず可愛い」というつぶやきが……。
オーナーの食材に対する愛をたっぷり感じる、魚図鑑のようなInstagram(笑)
調理されるのをじっと待つ魚の表情は、何とも言えませんね。
こんな写真も。
こちらの豚さんは、長野県産の幻の豚肉『千代幻豚(ちよげんとん)』。
料理は、私がスマホで撮影。
うま味がギュッと凝縮していて甘みがあっておいしかった。
「うまい!コレをとんかつで食べてみたい!」と言っていたお客様が次に来てくださった時に「とんかつ」をお出ししたら、大変喜ばれていたそうです。
「和食宿 菜々せ」に来られる食通の皆様は、季節ごとに変わる最高の食材を求め、軽井沢に何度も足を運ばれています。
「あ!これ、あの人にも食べさせてあげたい!」
そんな想いが生まれる心地良い瞬間も、心と体が喜ぶ本当においしいものを食べたときだから起こること。
今度はプライベートで、いつも寄り添ってもらっている大切な友人と、一緒に来ようと思います。