あなたの知らない小宿に迫る!
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2021.12.27 群馬県

複数のペット資格を持つオーナーが営む、山間のペンション

hiro

特派員

自然豊かな群馬県利根郡片品村は、5つのスキー場があるアウトドア派に人気のエリア。
新緑や紅葉の時期は、丸沼高原経由で栃木県日光市に行くのが、私のおすすめドライブコースです。

尾瀬国立公園もスキー場も日光もペットは連れていけませんが、できれば一緒にお出かけしたいですよね。
そんな願いが叶うのが、「ペンションシェルティ」。
片品村で唯一、わんこのお預かりができるペンションです。

ペット宿を開業するためには、「動物取扱業の登録」と「動物取扱責任者の選任」以外、特別な資格は必要ありません。ところがシェルティのオーナーは、預かるわんこたちのため、幅広く学び、複数のペット資格を取得しているんです!

写真は、シェルティのオーナー美鈴さんと看板犬ジュリアちゃん(8ヶ月)

 

  • ペットシッター………飼い主の代わりにペットの世話をするスペシャリスト
  • ペットセラピスト……ペットの癒やしに関するスペシャリスト
  • ペット看護師…………健康管理や病気の処置方法など動物看護のスペシャリスト

初めての場所や不慣れなところは、愛犬にもストレスがかかってしまうので、飼い主さんも不安ですよね。
そんな不安も、オーナーの美鈴さんにお話しすれば、安心して預けられると思います♪

 

シェルティさんの取材中に出会ったこちらのご夫婦に、シェルティを知ったきっかけをお聞きしました。

写真は、ミニチェアダックスのジロウくん(18才)とカニヘンダックスのひなたちゃん(14才)

 

近くのスキー場に来た帰りに宿の看板を見つけ、最初は情報がなく、二人だけで泊まりに来たとのこと。どんな宿なのかわからないと、そうなっちゃいますよね~。

泊まってみて、すっかり居心地がよくなったお二人。その後、年に数回泊まられ、今では10年のお付き合いになる常連さんに!
2頭のわんこも、シェルティの近くに来ると喜んで「ワン、ワン♪」と吠えるそうです。可愛いですね~♡
わんこのためにも、旅行先は、慣れた場所が一番幸せなのかもしれませんね。

家のようにくつろげる、もう一つのお家みたいな存在のシェルティ。
宿についたらラフな服装にお着替えし、お部屋で遊んだり、外を散歩したり、わんこを預けてスキーを楽しんだりしているそうです。

 

宿の方々のお仕事は幅広く、シェルティのオーナーは、お母様の面倒を見ながら宿を経営しています。お掃除、ベットメイキング、買い出し、お料理、サービス、片付け、事務仕事……。細かくはもっとありますが、こんな忙しさの中でも、「料理にはちゃんと手間をかけて、手作りのものを食べてもらいたい」というお考えで、料理と向き合っています。

実際に食べさせてもらいました!ソースと食材の相性がGood!とてもおいしかった~♪

中華風のお粥は、鶏ガラスープから手作り。なんとブルーベリーやりんご、トマトのジャムも手作り!手間がかかった料理は、食べるだけで温かい気持ちになれるから不思議……。

 

オーナー・美鈴さんのもう一つの魅力は、何でも一人でやってしまうたくましさ!!!

ショベルカー(ジョニー君)を乗りこなす美鈴さん。カッコイイです~!!

暖炉の薪は、チェンソーを使って冬前に準備。大雪が降った日は、ショベルカーで雪かき。時々、何名かの居候さんにも宿のお仕事を手伝ってもらえることがあるようですが、本当にパワフルで努力家。明るくて可愛い面もあり、すっかり美鈴さんのファンです(笑)

いまはドッグトレーナーの資格を取るため、学校に通って勉強中とか。
がんばり屋さんのオーナーを、これからも応援していきます!

記載されている内容は記事掲載時の情報です。 現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

今回のお宿

ペンションシェルティ

住所 群馬県利根郡片品村土出321-1
TEL 0278587356
宿の詳細

この記事を書いた人

hiro

特派員 女性 40代 群馬県

自分が泊まるならいくら:10,000円~25,000円

メッセージ

リフレッシュしたくなったら旅行します。 旅先で出会った人とお話をするのも好きです。

お気に入り

ダッフィー、栗の木テラスのモンブラン、ドライブ、温泉

一番印象にある観光地

北海道(雄大な景色。何を食べても美味しいかった)。