あなたの知らない小宿に迫る!
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2021.12.20 群馬県

ここはアットホームな手づくり民宿♪「へぇ手づくり?いいねぇ!どんな料理?」「いや建物」

まっとび

特派員

アットホーム手作り民宿いいねぇ!何を?…建物

 

群馬県の片品という山奥にある田舎の温泉地。

へんぴんじゃないよ、かたしなって読むの。

尾瀬って知ってます?「はるかな尾瀬ぇ~ とおいそら~」って歌ありましたよね。

小学生のときに授業で歌った記憶が。

あれ、知りません?

ジェネレーションギャップですか?

 

群馬県の北部山中に「尾瀬ヶ原」という、それはそれは美しい大平原が広がっていて、自然観光の名所となっているのです。

それがこちら

いやぁ美しいですね。

散策のためのウッドロードが、なんと全長2キロに渡って張り巡らされているんです。

そして、その尾瀬の手前にあるのが片品。

グリーンシーズンは尾瀬散策、冬はスキーなどでにぎわう、知られざる温泉地。

 

そんな片品にたたずむ1軒の宿が、今回ご紹介する「山どん」さん。

これが玄関に続くアプローチ

あら素敵。

 玄関に向かって歩いていると、宿の主人(通称:おっちゃん)がお出向かえ。

私「こんにちは~」

おっちゃん「おう、よく来たな!」

私「すごく素敵な建物ですね」

お「ははは、そうかぃ。中は古いけどな」

私「手に持ってるのはなんですか?」

お「地元の野菜だよ。片品は野菜が最高にうまいからな」

私「そうなんですね!知らなかった」

お「寒暖の激しい土地だから、うまい野菜ができるんだ」

私「そうそう、山どんさんは手づくりの宿ってきいたんですが、料理も旦那さんが?」

お「いや料理はだいたいかあちゃんがやってんだ。おれはこれをつくってる」

私「これ?」

お「これ」

私「これって玄関?

お「玄関も」

私「も、ってほかには?」

お「だいたい全部」

「全部?」

「全部」

私「誰と?」

お「だいたい一人で」

私「……

 

 

 

 

……うそだぁ」

お「うそじゃないって笑」

 

おっちゃんいわく、自分でつくってるらしいです。

宿自体を。

すごっ。

 

そして今も増設中とのこと。

完成は何年先になるかわからないって。

ガウディか。

 

たしかに、よく見ると館内にはあちこちに手づくりのぬくもり。

椅子や、テーブルや、小物たち。

おっちゃんだけじゃなく、女将さんもすごく温かい。

気兼ねなく、田舎の実家に帰ってきたように出迎えてくれる。

心の芯からくつろげる、そんな素敵なお宿です。

 

記載されている内容は記事掲載時の情報です。 現在の情報とは異なる場合がございますので、ご了承ください。

今回のお宿

尾瀬山どん

住所 群馬県利根郡片品村越本624
TEL 0278582700

今回のお宿

尾瀬山どん

住所
TEL
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この記事を書いた人

まっとび

特派員 男性 30代 群馬県

自分が泊まるならいくら:12,000円~25,000円

メッセージ

ミーハーなのでテレビで取り上げられたものはすぐ取り寄せる。 とくに食べ物。旨いものへの探究心旺盛。自分でもつくります。 でもよく考えたら、おいしい酒が飲みたいのかも。 知られざる美味しいものやスポットが紹介できたらうれしいです。

お気に入り

ゴルフ(スコアは未知数)、サッカー(体力の衰えは未知数)、アジアン料理

一番印象にある観光地

ハワイ(いや国外かい)、富士山頂